
にフリーダイヤルカードを交付し、公衆電話にこのカードを挿入するだけで直接最寄りのUターンアドバイザーにつながり、気軽に相談できるよう便利を図っている。[”いざ肥後の国” 0120一13-1592] ?H Uターン費用の助成 「Uターンアドバイザー制度」を利用して移転就職した場合、移転に要する費用全部または一部を負担した受入れ事業主に対して助成金を支給している。 3. 最近のUターン就職希望者の動向 Uターン情報コーナーを訪れる求職者と初めて接し、共通して感じることは、Uターン就職に大変強い意欲が感じられることである。 Uターンアドバイザーとしては、当然一日も早くその希望に応えるために、これからの求職活動の進め方や取組みについて、真剣かつ真面目に話し合いをするのであるが、数日過ぎた後、求人者からのリクエストにより具体的な相談について連絡をしても、初めて面接した時の積極的な意欲が伝わってこないことが多く見受けられる。 また、文書により回答を求めても思うように返事が返ってこないことも多い。その理由を考えてみると、来所者のほとんどが在職者、つまり現に仕事をもっていることから、時間的に余裕がなく思うように活動ができないことと、更には現在働いている職場の雇用条件との比較において、提供した求人惰報に幾分物足りなさを感じているのではなかろうか。 しかし、初めて相談に訪れたときの意欲は、本人自身は真実であってUターンアドバイザーとして謙虚にそのことを受けとめなければならない。そのことはこの制度を知るや大きな期待感をもって訪れているからである。 4. 最近のUターン求人企業の動向 Uターン求人企業の採用意欲は高い。21世紀に向け、更に企業が伸びていくにはより優れた人材の確保は不可欠と言う考えが強い。 そのため、Uターン希望者の採用に当っては、高いレベルでの即戦力を求める傾向が強い。従って、有効求人倍率は高いが、最近就職決定者が逓減傾向にある。 採用条件が厳しく、そして上記のUターン就職希望者の動向とが相まって就職決定定数の低下を来していると思われる。 5. 今後の課題 これらUターン就職に希望をもってわざわざコーナーを訪れた者に対して、どのようなサービスが提供できるか真剣に考える必要がある。 とりわけ魅力ある求人の開拓、そして求人情報の提供は不可欠であり、また企業にとっても優れた労働力を確保するためには、雇用環境の整備はもとより地域全体の雇用条件の改善が強く求
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